スタッフの愛用品「小花の寄木のヒノキえんぴつ」(後編)
数あるアイテムの中から
Cohanaスタッフが愛用している
道具をご紹介します。
Cohana開発チームのリーダー山本に
「小花の寄木のヒノキえんぴつ」
について聞きました。
今回は後編です。
前編はこちら
-間伐材を使った鉛筆との出会い-
新聞を読んでいたとき
ふと磐城高箸さんの記事に
目がとまりました。
震災の影響で廃校となった木造校舎を改修し
鉛筆を作られているという記事でした。
福島県いわき市は
ヒノキ北限の地であり
その間伐材が使われているという
鉛筆が気になり、
すぐに磐城高箸さんに連絡をしたところ
「Cohanaの鉛筆を一緒に作りましょう」
と快いお返事をいただきました。
お話をうかがうと
天然の杉チップが入った枕や
間伐材で作られたお箸なども
販売されていると教えてくださいました。
そして、お話の仕方も軽快、
メールのお返事も素早い磐城高箸さんが
鉛筆のサンプルを
早速送ってくださることに。
-ヒノキの香りを楽しめる鉛筆に-
届いた鉛筆を削ってみると
ふんわり漂うヒノキの香り。
思わず「わぁ、いい香り!」
と声に出したのを覚えています。
この香りをもっと楽しみたい、
皆さんにもこの香りを届けたい!
そんな思いが湧いてきたんです。
開発担当スタッフとも話し合い
削った瞬間はもちろん
その後も香りを楽しめるよう
削りかすを入れる袋をセットにしました。
私は、寄木細工のえんぴつ削りの蓋を開け
直接ヒノキのいい香りを楽しんでいますよ。
-こんな人にも使ってもらいたい-
忙しさが続いているときや
こころを落ち着かせたいときなどに
使っていただくのがおすすめです。
鉛筆で書いていると
集中している自分に気付いたり、
いつの間にか穏やかな
気持ちになっていたりします。
ヒノキの香りをほんのり感じながら
ちょっとした文章を書いてみたり、
作品の図案を描いてみたり、
予定を立ててみたり…
鉛筆を使っている”今”の時間はもちろん、
”これからの時間”も
楽しみにさせてくれると思います。
鉛筆を使う機会が少ない方にも
ぜひ手に取ってみていただきたいです。